大腸がんの検査:血液検査

大腸がんであるか詳しく調べる前に、一般的に初めに行われる検査が血液検査です。多くの情報を得れると同時に患者さんの負担も軽いというメリットがあります。

血液検査では、赤血球が沈む速度、白血球の数、CRP(炎症により増えるタンパクの一種)などから、体内で炎症が起こっていないかを確認します。またクローン病や潰瘍性大腸炎などの病気がないかなどもチェックできます。

そしてヘモグロビン・赤血球・ヘマトクリットを調べることで貧血かどうかが分かります。中でも横行結腸や上行結腸などの肛門から遠くにできた大腸がんでは、貧血を発見のきっかけになることも少なくありません。


下記は血液検査でチェックする項目です。
・心筋梗塞の恐れがないか。
・腸が炎症を起こしていないか。
・膵臓が炎症を起こしていないか。
・肝臓が炎症を起こしていないか。
・感染症の恐れがあるか。
・糖尿病であるか。
・貧血であるか。
・がんの兆候があるか。



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