大腸がんはがんの出来る部位によって結腸がんと直腸がんに分けられます。
結腸がんとは結腸部分に出来る大腸がんのことを指しますが結腸とは腸の大きなエス字よりも上の部分になります。
比較的初期症状が発見されにくいと言われています。
結腸がんでは出血が起こった場合も排泄されるまでに時間が掛かりますから、真っ赤な血としては現われません。
便が黒っぽく変色しているのですが、普段から便を観察しておかないとなかなか気が付くことは出来ないのです。
がんそのものが大きくなれば、お腹にしこりを感じるようになると言われています。
がんが大きくなってくると、今まで影響の少なかった排便にも影響を及ぼします。
便秘と下痢を繰り返していたり、常にお腹が張っています。
また最終的には出血を起こしたりするようになります。
この出血は誰にでも分かる異変ですが、多くの方は安易に痔であると自己判断してしまうのです。
便の異常だけでは大腸がんであるのか痔なのかを判断する事はできません。
結腸がんは初期症状が少なく、分かりにくいため進行してしまうことが多いのです。
はっきりとした出血などのサインも見逃してしまわないようにして置くことが必要です。
結腸がんの症状
22:34
tosiyaitou
大腸がんの検査:便潜血反応検査・直腸指診・肛門直腸鏡検査
22:34
tosiyaitou
大腸がんの検査方法は複数あり、組み合わせて大腸がんであるのか判断します。
最初に行われる事が多いのが便潜血反応検査です。
便の中に血が含まれているかどうかを調べる検査になります。
便を容器に入れ、検査して貰うことが可能で、痔の場合も陽性になることは多いですが、目には見えない血を探すのには非常に有効な検査です。
直腸指診とは手袋をはめた医師が、直腸に指を入れることで異常が無いかチェックするものです。
内部の様子を触診する事で固くなっている部分やしこりはないか確認するのです。
直腸指診は医療技術が進歩した今でも信頼のおける検査方法の一つです。
肛門直腸鏡検査は血便や直腸指診で何らかの異常があった場合に行うことが多いです。
肛門直腸鏡検査は大腸内視鏡の登場によって利用される頻度はすくなくなったものの直腸の異常を見るためには重要なものです。
筒状の鏡を肛門から挿入し直腸を観察します。
長さ20センチなので苦しいと感じることもありますが循環剤を用います。
大腸がんの検査でポリープや潰瘍を見つけることも珍しくは無く、症状を感じている場合は原因をはっきりさせて置くことが大切です。
大腸がんの検査:注腸造影検査・大腸内視鏡検査
22:34
tosiyaitou
注腸造影検査は前日に下剤を飲み、腸を空にする必要があります。造影検査を行いますから、造影剤を腸内に入れる必要があります。これにより腸の形をはっきりとさせることが出来るのです。
造影剤として肛門からバリウムを注入し、その後空気を注入し腸を膨らませ、腸内にバリウムを行き渡らせます。
これでエックス線を用いて撮影を行い、下剤を飲みバリウムを排泄して終了になります。
大腸内視鏡検査では肛門から機械を挿入し、異変をみていくと言うものになります。
大腸内の観察が目的ですから、本来痛みはありません。
肛門から異物を挿入するので違和感やお腹の中を触られている不快感を覚えることはあります。
苦痛を感じることのある検査ではありますが、この検査を行うことではじめてしっかりとした状態を見ることが出来るのです。
注腸造影検査で異常があった場合には、このような検査を行うことで何が原因だったのか知る必要があるのです。
現在では以前に比べ痛みや不快感が減るように痛み止めのジェルなどが用意されています。
内視鏡そのものが細くなったこともあり、比較的受けやすくなったともいえるでしょう。
大腸がんの検査では内視鏡は避けて通ることが出来ませんから、不安な気持ちが強いでしょう。
実際に内視鏡の検査は10分程度と短くなっています。
大腸がんの検査:CT検査・MRI検査・超音波検査
22:34
tosiyaitou
大腸検査は複数の検査を併用する事が一般的です。
CT検査やMRI検査を行うことで大腸を調べることもあります。
CT検査とは身体の断面図を調べる事が出来るようになっています。
MRI検査もCT検査と同じように横になっているだけで終わり、痛みを感じる事の無い検査です。
内視鏡検査と併用して行われることが多く、大腸の検査の場合CT検査やMRI検査だけで検査が終了する事はありません。
超音波検査は大腸がんが見つかった場合、或いはポリープが見つかった場合に利用されることが多いです。
大腸がんが全身に転移していないか調べるための検査で、大腸そのものを調べる検査ではありません。
大腸がんは肝臓に転移しやすいと言われており、肝臓に転移するとリンパを経由し全身に広がってしまうことがあります。
超音波検査では全身にがんが転移していないか調べることが出来るため、比較的簡単に検査する事が可能です。
手術後にも経過を観察するために用いられることがあります。
時間が掛かりますががんの早期発見は時間には代えられない大切なものですから、しっかり検査を受けましょう。
大腸がんの検査:内視鏡手術
22:34
tosiyaitou
リンパにがんが転移している恐れの無い場合には内視鏡手術という手術方法を用いることがあります。
早期発見されたガンの場合は内視鏡手術を行いますが、この早期発見とは粘膜または粘膜下層にとどまるがんのことです。
初期のがんであれば、内視鏡手術を行うことが出来ます。
内視鏡手術ではがんの形状にもよりますが入院の必要はない場合がほとんどです。
小さな隆起のがんを焼き取ってしまうという簡単な手術になります。
この時切り取ったがんを調べその後の手術が必要なのか判断されることになります。
切り口にガンがみつからなければ手術は終了で、この時にがんが見つからなかった場合、その後ガンが進行していたと言うケースはほとんどありません。
初期の大腸がんの手術で内視鏡手術を行うのは、現在では当然の事なのです。
しかし少しでも異常が見つかれば根治手術を行います。
根治手術では内視鏡での手術では無く一般的に切開して行われることになります。
内視鏡手術とは一体どのような方法なのか考えてみましょう。
通常の手術ではお腹を20センチ程度切ってしまうことになります。
しかしながら、内視鏡手術では3ミリから12ミリ程度の切開で済みます。
細かい作業ですがモニターを見ながら手術を行いますので患者の体への負担は本当に少ないものになるのです。
内視鏡手術は初期の段階でのみ利用出来る方法なのです。
異常を感じたら早めに病院に行くことによってがんの早期発見につながります。
大腸がんの手術:腹腔鏡手術
22:34
tosiyaitou
腹腔鏡手術の腹腔鏡とはお腹の中に鏡を入れたという意味で、テレビカメラでお腹の中を見ながら行う手術の事です。
腹腔鏡手術は切開手術より小さな傷で手術が出来、大きく身体を開くより体力的にも安心できます。
大腸がんの腹腔鏡手術は2005年から行われていますが、この時にはステージ0から1のごく初期段階の大腸がんに限られていました。
2009年からその規制が無くなりステージに関係なく腹腔鏡手術が行えるようになりました。
2009年に規制が無くなってから進行したがんにも腹腔鏡手術が行われるようになりましたが患者の体力や回復力を考えると非常に好ましい手術だと言えます。
切開手術に比べ技術力が劣るのではないかという心配もありますが、アメリカでは既に多くのデータから差異が無いことが証明されています。
現在では多くの大腸がんの手術で腹腔鏡手術が用いられています。
腹腔鏡手術では医師の経験が大きくなってきますが、傷口が狭いための利点のほかにどのような利点があるでしょうか。
大腸がん、とくに直腸がんの手術では排尿に関する障害や性機能障害が起こることがあります。
カメラは6倍に拡大されて映りますから神経も大きく映ります。
神経に対する注意も比較的スムーズになりす。
自然肛門と人工肛門
22:34
tosiyaitou
直腸がんの場合は自然肛門に人工肛門を増設することがあります。
自然肛門とは健康な状態の人が便を排泄している肛門のことを指します。
肛門とだけ呼ばれる部分のことで、人工肛門ではそれとは別に肛門を設けます。
人工肛門とはストーマと呼ばれるようになってきました。
がんと肛門括約筋が近い場所にある場合にはがんが潜んでいる可能性も考えて切除しますから肛門を残しておくことが出来ませんので、人工的な肛門を増設する必要が出てくるのです。
肛門括約筋が無ければ肛門を開けたり閉じたりすることが出来なくなりますから、肛門の形が残っていても便を排泄する機能として肛門は利用できなくなるのです。
人工肛門は自然肛門の場所に出来るばけではありませんから、増設という言葉を用います。
へその斜め下に用いられるのが一般的です。
人工肛門に括約筋はありませんから自然肛門のように便やおならを我慢したりすることはできません。
そのため便やおならがいつ出るのかは分からないと言ったデメリットがあります。
ですから人工肛門には受け皿を用意して置く必要があるのです。
新しい排便の習慣になれるのは大変ですが、人工肛門があることによって食事を行うことが出来るのです。
人工肛門を付けていても日常生活は通常通り行うことが出来、スポーツも行えますし、温泉に入浴することも可能です。
ただし自然肛門とは違いケアが必要になりますから障害者手帳を貰うことが出来、ケアに掛かる費用も少なくなります。
RSS FEED
TWITTER
Posted in