大腸がんの検査:内視鏡手術

リンパにがんが転移している恐れの無い場合には内視鏡手術という手術方法を用いることがあります。

早期発見されたガンの場合は内視鏡手術を行いますが、この早期発見とは粘膜または粘膜下層にとどまるがんのことです。

初期のがんであれば、内視鏡手術を行うことが出来ます。

内視鏡手術ではがんの形状にもよりますが入院の必要はない場合がほとんどです。

小さな隆起のがんを焼き取ってしまうという簡単な手術になります。

この時切り取ったがんを調べその後の手術が必要なのか判断されることになります。

切り口にガンがみつからなければ手術は終了で、この時にがんが見つからなかった場合、その後ガンが進行していたと言うケースはほとんどありません。

初期の大腸がんの手術で内視鏡手術を行うのは、現在では当然の事なのです。

しかし少しでも異常が見つかれば根治手術を行います。

根治手術では内視鏡での手術では無く一般的に切開して行われることになります。

内視鏡手術とは一体どのような方法なのか考えてみましょう。

通常の手術ではお腹を20センチ程度切ってしまうことになります。

しかしながら、内視鏡手術では3ミリから12ミリ程度の切開で済みます。

細かい作業ですがモニターを見ながら手術を行いますので患者の体への負担は本当に少ないものになるのです。

内視鏡手術は初期の段階でのみ利用出来る方法なのです。

異常を感じたら早めに病院に行くことによってがんの早期発見につながります。




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